ぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅ!
「ああっ! もうっ! だめっ! あんんっ! 掻いてっ! 掻いてっ! んああっ!」
男に三本も指を入れられ、アソコの中をかき回される。
激しく力強く、指先がGスポットにえぐり込んでくる。
トロけたアソコの肉が、男の指に沿って形を変える。
何度カラダを痙攣させて頭をはじけさせてイっても、肉体と精神の高ぶりは収まらない。逆に、イケばイクほどさらに男が欲しくなる。
そして私は、もう一瞬たりとも強がっていることができない状態にまで追い込まれていた。部屋中に響く声で、掻いて掻いてと懇願する。
「いま掻いてるやんか……。これではアカンのか?」
分かっているくせに──男は意地の悪いことを言い、さらに激しくアソコをかき回す。気持ちのいいところだけを集中的にえぐる悪魔のような指使い。
女の本能が無理矢理全開にさせられ、臭いはずの男の匂いをもっと嗅ぎたくなる。
「あんっん! そうじゃっ! なくてっ! あんっ! もっとっ! 太いのでっ! あくんっ! んああっ! んんんんっ!」
「太いのて何や? ハッキリ言うてもらわんとワシ分からんわ」
じゅくじゅくじゅくじゅく!
「ふあっ! んあっ! おチンチン! おチンチン! おチンチンで掻いてっ! 掻いてっ! おチンチンでっ! あああああっ!」
「ええ? おチンチンでどこを掻いたらええんや?」
「おマンコッ! おマンコのナカああっ! あああああー!」
ビクンビクン!
私は目の前を真っ白にしながら、全身の筋肉を引きつらせてイった。
「……っ……か……かはっ……」
イっている間は呼吸さえもできない。ただ目を剥いて口を開きっぱなしにして、弓のように身体を反り返らせてイク。全身から脂汗が噴き出して、意識が途切れ途切れになる。
しかしその間にも、男は手首を器用にしならせて私の中をかき混ぜてくる。
私はイキながら、また無理矢理叫ばされる。
ヨガってもヨガっても、指だけじゃ終わりがこない。やっぱり、アレじゃないと──。
「……ええんか? ええんやったら突くで? ワシのチンポで美由紀のおマンコの中いっぱい突くで?」
「──あはっ──イイっ! いいからっ、はぐっ! あぐぅ! 掻いてっ、早くっ──んんんあああっ!」
「でもやで……、チンポでマンコの中掻いたら、それセックスしてるいうことになるんちゃうか。ええのんか? ワシのこと世界で一番嫌いなんやろ? そんな男とセックスしてもうてええんか?」
「んんんあっ! 違うっ! 掻いてっ! 掻くだけだからっ! セックスじゃっ! ないからっ! んんんんああっ! 掻いてっ! 掻いてっ!」
「いや、掻くだけやからセックスやないて……、それをセックス言うんとちゃうんか……まあワシはどっちでもええけどな……。ほなら、マンコが痒いゆうことやから、ワシがチンポで掻いたったらええんやな?」
「そうっ! セックスじゃっ! ないっ! 誰がっ! アンタなんかとっ! んんんんっ! んはああっ!」
「ほな、掻くで。チンポでマンコの中掻くで?」
にちゃ。ぴとっ。
男が指を抜き、私のアソコにペニスの先端をあてがう。
心臓が爆発しそうなほどの激しい動悸。やっと掻いてもらえる──そのことが嬉しすぎて入る瞬間から目が離せない。
口からこぼれたよだれが、男のイチモツに落ちた。
男は、私の唾がのった生殖器をずるりずるりと埋め込んでくる。
「──かっ──はっ──」
真っ赤に充血してヒクヒクと汁をたらす私のアソコに、血管が浮き出た男のペニスが入ってくる。
ずちゅうう……。
ぬるぬるになった私のアソコでも、男の太いものを受け入れるのは容易ではなかった。
一番太いカリの部分で三六〇度、穴の壁を押し広げられる。硬い男性器が、柔らかい女性器を蹂躙していく。メリメリと音がしそうなほど、膣内が男根でいっぱいになる。
男がペニスの根元までをぎっちりと挿入した瞬間、アソコの中の空気が行き場を失って押し出されてきた。
ぶりゅ。ぶりゅ。ぶりゅるるるる。
「──っ! は──いやっ──!」
まるでおなら──しかも、下痢をしている時のような水気のあるその音に、人生で最大の羞恥を覚える。
が、すぐにそんな恥ずかしさも気にしていられない状態になった。
「……あ……あ……かは……あ……」
──アソコの中を、みっちりと隙間なく男のペニスが埋めているのだ。
私は敏感にもほどがある膣内のすべての細胞で、男の存在を身体中に感じていた。
たった十数センチの重なり合い。なのに、頭のてっぺんから足の先までを男に食べられてしまったような気になってしまう。まるで私の存在をまるごと男に支配されたような……。
──いや、違う。
これは、そんなんじゃない──これは、ただおマンコの中が痒いから、おチンチンで掻いてもらってるだけ……指よりはアソコの中を掻くのに適しているから──だからおチンチンで掻いてもらってるだけ……絶対そんなんじゃない──。絶対に私は……こんな奴に──こんな奴なんかに──。
「──っはあっ!」
男が動いた。腰を引いて、叩きつけてくる。
「──んふうっ!」
引いて、叩きつけてくる。引いて、叩きつけてくる。
硬い男の肌と、柔らかい女の肌──二人の股間がバチュバチュと密着し、そのたびに体液のしぶきが飛び散る。
男は私の腰まわりを両手でしっかりと掴んで、下から怒張を突き上げてくる。私が壁に縛られて動けないのをいいことに、彼はまるでダッチワイフを犯すかのような容赦のない突き込みをみせる。
あまりの激しさに、私の足裏はほとんど地面から離れてしまっている。つま先だけでなんとか立っているという状態。
ズバンッ! ズバンッ! ズバンッ! ズバンッ!
「あがっ──! やめっ──! いきなりっ──! はげしっ──! んふうっ──! らめっ──! んふうううっ──! んはああっ──!」
待ち焦がれていた男のペニス。
指なんかとは完全に次元の違う充足感。
男のどくどくと脈打つ血流が、そのまま感じられそうな一体感。
今までの数倍、おマンコが泣いて喜んでいる。
スバンッ! ズバンッ! ズバンッ! ズバンッ!
「あんっ! もうっ! やばいっ! イクかもっ! イクかもおっ! もうっ! んんんっ! ああんっ! もはんっ! イクっ! やばっ! あっ……! はっ……! あはっ──!」
今になって、はじめて分かった一つの事実がある。
それは、私だけじゃなく──男もずっとギリギリの我慢を続けていたのだということ。
彼は目を血走らせて、歯を食いしばって、汗だくになりながら私という一人の女を味わっていた。
全身の筋肉を使って腰を繰り出し、口の端から唾液が飛び散っていることも気にしない。我を忘れているのではないかと心配になるほど、必死になって私を犯している。
──そうなのだ。私だけじゃなく、彼もまた、今の今までずっとおマンコに入れたいと思っていたはずなのだ。
ずっとはちきれるかと思うほどパンパンに勃起させていたのに、ここまで入れずに我慢していたのだから。
ズバンッ! ズバンッ!
腰使いが、そのことを如実に物語っていた。
「ああ、あかん、美由紀、たまらん、お前のおマンコ、たまらん、たまらん、もう我慢できん、とりあえず、一発イっといてエエか、ああ、もう、気持ちよすぎて、落ち着いてできん、とりあえず、一発イっといて、一発、イっといて、ええか、一発、出してっ、くっ──、くおおおっ! 出るっ、くおおおおっ!」
男は力強く奥に突きこんだまま、腰の動きを止めた。
膣奥にペニスの先端をねじ込ませたまま、私の身体をきつく抱きしめてくる。
股はぴったりと隙間なく密着しているのに、それでもまだ足りないという感じで男は下半身をぐりぐりと押し当ててくる。
股の骨が強くこすれて痛い。が、そんな痛みも吹き飛ばすほどの快感。
「──んやっ! 私もっ! やばっ! イクッ! イクッ! んかあっ!」
びゅるるる! びゅるるるる!
「うおおおおおっ! くおおおおおっ! ふおおおおおっ!」
「──かはっ! ああっ! 出てっ! 出てるっ! あつっあぅあっあああ!」
ぶるぶると小刻みに身体を震わせながら、獣のような咆哮を上げて男が射精した。
ものすごい勢いで精子が体内に注ぎ込まれる。
あまりの感触に、私も我慢なんてできるわけがなかった。男に連れて行かれるようにして、今日何度目かも分からない──だけど今日一番気持ちのいい絶頂に歯を食いしばった。
[ 2012/01/08 11:58 ]
姉のカタキは女殺し |
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