失神しそうになると、ピストンを緩められた。本当にギリギリのところだけれど、言っていた通り、意識を途切れさせないように腰使いをコントロールされている。
「んふうううぅぅぅ……」
どうせなら失神させて欲しかった。そうすれば、こんな快楽地獄、知らずに済んだはずのに……。
「あおおおぉぉぉぉ……」
私は死ぬ思いで、最後の焦らし責めに喘いでいた。
それはどのぐらい続いただろう。一時間か、二時間か──。
やがて、
「ああ由里、ヤバイよ……。チンポ溶けるよ……。由里のエロマンコ気持ちよすぎて…イキそう……。もうイキそ……。あああッ……! 精子出そうだよ……出ちゃいそうだよ……ああああーッ!」
彼が射精感を訴え始めた。
射精する時の体位は、はじめから頭にあったようで……。
彼は慌てて私を「マンぐり返し」の格好にさせたのだった。
柔らかいベッドの上に後頭部を埋め、腰を頭上に掲げた体勢。両足を頭の上に放り投げ、もちろん股は大開き。自分の顔に、愛液が真上から降り注いでくる格好である。
「あああ……あああ……」
何をされるのかと呆けることしかできない私。彼はそんな私の股間に、真上から乗りかかってきた。
そしてこちらにもよく見えるよう、ゆっくりと怒張を押し当ててくる。
私は彼の股間を下から真正面に眺めつつ──ドロドロになった自らのアソコに、射精寸前の勃起ペニスが入る瞬間を目撃させられてしまうのだった。
「由里、この格好ならよく見えるでしょ……僕のチンチンが由里の敏感マンコに入るとこ……」
「あああああああ……」
確かに、よく見える。
極限まで柔らかくなった牝の性器に、極限まで硬くなった牡の性器が侵入していく。その様子が、ハッキリと見て取れる。
両方ともいやらしい汁でテカって、ドクドクと脈打っているせいか──何だかそれは不気味な光景だった。
まるで淫靡な虫の交尾のようで……。
でも、決して嫌いじゃない。いや、むしろ好き……。
もちろん、初めて見る光景だった。驚きと同時に、感動のようなものまでが、心に湧いて出る。
「もう我慢できそうにないし、このままイクね。由里のオマンコが僕の精子を飲むところ……一緒に見ながら二人で同時にイクんだ……。どう? 気持ちいいと思わない?」
「ンンンンンンンンンンンンンンッ……!」
答える間もなく、すでにピストンは始まっていた。相当に無理な体勢なのに、彼はスムーズに性器同士をこすり合わせていく。
ズチュ、ズチュ、ズチュ、ズチュ……。
「あぐッ……イグッ、イグゥッ……アグアッ……!」
またしても官能を高められ、いいようにイカされてしまう私。
「ほら、見える? オマンコにチンチンズボズボだよ。チンチンの根っこ、ビクビクしてるの見える? それ気持ちいいんだ。すごくイキそうなんだ。もうすぐにでも出ちゃいそう……くううぁあああぁぁ……」
「んふあああぁぁぁ……見える……見える……ビクビク……ビクビク……ンンンンンンッ……!」
確かに見えた。女性器に出たり入ったりしている彼のペニス。その根元の辺りは不自然に脈打ち、彼の快感がどれほどのものかを如実に物語っている。
ああ、もうイクんだ……。出すんだ、精液……。
目の前で一つになっている男性器と女性器。これからその二つの間で、精液がドクドクと交わされようとしている。
「アオアアアアアッ……! ヒグウウゥゥゥ……!」
期待だけで絶頂に達する。
きっとそれは、生涯忘れ得ない体験となるはずだった。
「孕ませるよ。いい? 中出しキメて由里のこと孕ませるからね」
「うんンンンンンッ……は、孕ませてええぇぇぇ……! 六車さまのほッ、童貞ザーメンでへッ、淫乱マンコッ、孕ませてンッ……! ふぁあああああああああッ!」
「ああ、イク、イク、イク、イク、イク、イク、イク、イク、出るよ、出るよ、出るよ、出るよ、精子出るよ……! ほらっ! ぐおおおおおおおおおおッ……! ふおおおおおおおおおおおおッ……!」
瞬間、彼のペニスが、根元から大きく膨らんだ。
「アアッ! アアッ! アアッ! アアッ! アアッ!」
そして──。
ビクビクビクビクッ!
ペニスの根元から、お尻の方の筋肉までもが大痙攣を起こすのが見えた。
根元から先端へと、今まさに精液が送り出されている!
ペニス先端の亀頭は、私の広がった子宮口に直接触れているのだ。
「ああああああああああああッ! ああああああああああああッ! あああああああああああッ!」
子宮口から中にそのまま──精子飲まされちゃう……。
そう思った私は反射的に身体をひねって亀頭の位置をずらそうとする。が、そんなことぐらいでがっちりと埋め込まれたソレをどうにかできるはずもなかった。
女の子宮は密着されれば何の抵抗もできないのだ。
「あー、あー、あー、あー、あー」
諦めにも似た感情を持った、次の瞬間。
「オオオオオオオオオオッ! オオオオオオオオオオオッ!」
彼が腹の底から声を出したかと思うと、ペニス全体が蛇のようにのたくった。
体内に、熱い予感が広がってくる。
そして──。
びゅるるるるるる! びゅるるるるるるる! びゅるるるるるる!
「ウオオオオオオオオオオッ! ウオオオオオオオオオオオッ!」
「ンハアアアアアアアアアッ! アアアアアアアアアアアアッ!」
腰から下を全部痙攣させながらの、大量射精。
私はまず、子宮の中に濃厚すぎるザーメンの味を感じた。次に、一瞬で子宮内を満たしたそれらが、膣道へと溢れ出していく感触に震える。
「あふぁ……! あふぁ……! あふぁ……!」
溺れたようにアゴを上げて口をパクパクさせる。長時間ひたすらに。
けれどそれでも、彼の膣内射精はいっこうに終わりを見せない。
びゅるるるるるるる! びゅるるるるるるるるる!
「あああッ……ドクドク出てるッ! 出てるよッ! 根元もドクドクしてッ……あああ、来た……また来た……出るよッ! 先から出るよッ! ほらっ! 子宮に直接ッ! ドクドクッ! ドクドクッ! ぐおおおおおおおおおおおおおッ!」
「あぐうぅぅぅ! いぐううううぅぅぅ! いぐうううううううぅぅぅ! うぐううううぅぅぅぅぅ! ふんぐううううぅうぅぅぅうぅぅぅ!」
性器を繋ぎ合わせ、ザーメンを注ぎ込まれながらの絶頂。
子種を注ぎ込まれ続ける、無防備な自分の性器を見つめながらの絶頂。
「ああ気持ちいいッ! 由里のマンコに中出しするのッ! 最ッ高に気持ちいいよおおッ! ほおおおおおおおッ! 由里ッ! 由里ッ! 由里ッ!」
「あんぐぅッ! わらしもッ! ぎもぢいいッ! 中出しッ! チンポオオッ! ぎもぢいいよおおッ! ぎもぢいいよおぉッ! んひいいいいいいぃぃぃぃぃ……! んぎいいいいいいいいぃぃぃぃぃぃ……!」
これ以上の幸せなんて、どこを探してもないだろう。官能の光に包まれながら私がそう思っていた時──。
痙攣する男女の性器。その繋ぎ目の部分から、大量の白濁液が勢いよく溢れ出してきたのだ。
「ンンンンンンッ? んぷううううぅぅぅぅぅッ! おぶッ! ンンンんぶうううぅぅぅ!」
それらは私の顔面に降り注いできた。
これ以上の幸せなんてないと思っていたところに、生中出しされながらの、顔射である。
天国の上にまだ天国があったことを思い知らされる。
私は顔にビシャビシャと彼の精液を浴びつつ、興奮と快楽にひたすらよがり、悶え、喘ぎ、魂まで崩壊させていた。
牡の遺伝子が染み込んでくる。
自分がさらに、牝へと変えられていく。
熱くたぎった精液は執拗な粘り気で膣内を犯し、顔に掛かったそれを舌で舐め取ると──また骨まで砕けそうな快楽に押し潰される。
まさに自分という存在が食われていく……。
目の前で、しっかりとそんな様子を眺めながら──私は尽きることのない膣内射精に、身体中のあらゆる肉を震わせていく。
「ああああ……気持ちいいねぇ……。あああ、由里……由里……愛してるよ……僕だけの由里……」
「んああああ……愛してる……わらしもッ……愛して……愛してるうううぅぅぅ……」
「僕のこと好き? 僕のチンポ好き? 僕にザーメン飲まされるの好き?」
「ああああ……しゅきいいいぃぃぃ……らいしゅきいいぃぃぃぃ……ざ、ザーメン……ザーメンチンポおおおおぉぉぉぉ……あふぁあああああああぁぁぁぁ……」
経験したこともない、変態すぎるセックス。最高の生殖行為。
もう戻れるはずがなかった。
「ふふ、由里はもう僕の肉便器だね……」
「ああふああぁぁぁ……にく、にく、肉うぅ、便器いいぃぃ、ああぁぁぁ……」
「そう、由里はもう僕のザーメンタンクだ」
「……あふぁぁ……ザーメンんん……タンクうううぅぅぅ……」
「これからもいっぱい、由里の生マンコに直接排泄してあげるね。溜まって臭い、僕の濃厚ザーメンをドブドブドブドブ……」
「……あん……のおこぉ……ザーメン……あひっ……うれひいいぃぃ……排泄……ザーメン排泄……んしてえぇぇ……あひいいいぃぃぃぃ……」
いつ終わるとも知れない射精を浴び続け──彼の肉便器と化していく私が、そこにはいた。
[ 2011/11/29 15:50 ]
淫虫症の女 |
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