「ううう……うぅぅ……」
床にひざまずいた夫が、泣きながらペニスをしごき上げている。
そんな中、アタシとケンジは全裸で、汗だくになってベッドの上で一つに絡まり合っていたのだ。
「ハッ、ハッ、ハアッ、ハッ、ハアッ、ハアンッ!」
濃厚なディープキスをしながらの、深く繋がり合う正常位。
アタシの広げきった股の間に、彼のたくましい腰が入り込んでいる。
濡れた身体の前面は、すべてがニチャニチャと糸を引いて密着。乳房も胸板で押しつぶされ、敏感な先端部分は彼の硬い肌で縦横に転がされている。
そんな状態のまま、危険日ど真ん中の敏感子宮にリズミカルなピストンを食らうのだ。
「アンッ、ケンジッ、イイッ、スゴイイイッ、最高ッ、ンアアアッ、気持ちいいッ! たまんないッ! アハッ! アハッ! アヒィッ!」
全身が男女の熱気で包まれているのが分かる。
頭は真っ白で、状況確認などしている余裕もないが──ギシギシとベッドスプリングの軋む音が、自分が今どれほど激しい交尾の中にいるのかを教えてくれていた。
もう夫のことなど頭の片隅にもなかった。目の前の若くたくましい男のことだけで、心も身体も完全に満たし尽くされている状態。
アタシは背筋を反り返らせながら、ベッドとケンジの間で不自由に身悶える。
ちょっと前に誰かから毛じらみを移されていたので、今のアタシはパイパンだった。少女のようにツルツルになったアソコに、さらに強力なピストンを叩き込まれていく。
パンッ! パンッ! パンッ! パンッ! パンッ!
「アンッ! アンッ! アンッ! アンッ! アンッ!」
今日は子供を産ませてと、冗談ではなく本気でお願いしているのだ。
女に堕胎させた経験は豊富なケンジも、さすがに本当に産ませるのは初めてのようで──今日は一段と興奮した様子でアタシの子宮を押し込み続けてくれるのだった。
「アンッ、大好きッ、ケンジィ……愛してるッ、う、産ませて……ケンジの子供ッ、アンッ、孕ませてッ、ンアッ、産ませてッ! アフッ!」
普段はアタシに対して愛情など見せないケンジだったが、今日だけは特別だった。
まさか父親の自覚? が出てきたとは思わないけど……深く挿入したままでアタシの身体を抱きしめ、唾液滴る濃厚なキスをしながら囁いてくれるのだ。
「ああ、気持ちいいぜ……。最高の女だ……愛してるぜ。たっぷり孕ませてやるからな……フフフ、お前みたいないい女にマジで子供産ませられるなんてよ……ほら、チンポビクビクしてんだろ? 分かるか? お前の卵子と早く一つになりたいって……俺の息子が暴れてやがんぜ」
「アンッ、分かるよぉ……き、気持ちいい……あうぅぅ……ケンジのピクピクチンポ最高に気持ちいいよぉ……んほおお……。んもっとキスしてぇ……ツバ飲ませながらドプドプ射精してぇ……んほおおぉ……大好きぃぃ……ケンジお父さん……パパぁ……愛してるぅぅ……んもおぉ……ヤバぃ……」
ビクンビクン!
ピストンは一旦休憩し、奥まで亀頭を挿入されながらのキス。なのに、それだけでアタシは激しく絶頂に達していた。
もう交尾を開始してから数時間は経っているか……。最初の方に打ち込まれた数十億匹の精子は卵子に届いている頃かもしれない。
もしかしたら今の絶頂って、卵子の膜が食い破られたから起こったんじゃないかしら……。そんな考えまでもが頭をよぎった。
「アン……ケンジパパン……動いてぇ……アタシの受精ギャルマンコ……もっとズコズコレイプしてぇ……あんふぅ……」
「今動いたらまたすぐイッちまうよ……。いいのか? また俺の濃厚精子で中がドロドロになっちまうけどよぉ……」
彼はまたツバまみれの熱い舌を口内にねじ込んでくる。アタシは軽くイキ続けながら、その肉に自分の舌を絡ませていった。
じゅるるる、じゅるるるる……。
ぴちゃぴちゃ、ぬちゃぬちょ……。
部屋中に、淫靡なキスの音と匂いが広がっていく。
「あふぁぁ……いいからぁ……濃厚精子で飽きるまで妊娠させて、くれて……いいからぁ……。打ち込んでぇ……射精チンポぉ、打ち込まれながら、じゅ、受精したい……んあああッ……犯して……壊して……孕ませてぇぇ……んっふううぅぅぅ……!」
彼の背中にしがみ付き、パイパンオマンコをくねらせながらおねだりすると──彼は「分かった、ぶっ殺してやる」と言って歯を見せて笑った。
それからは、意識を保っているのがやっとというぐらいの壮絶なレイプが始まった。
ズバンズバンズバン!
「アグッ、アンッ、あぐあッ、ングンンッ!」
ベッドが壊れて床まで抜けるんじゃないかと思うぐらいに、全体重を乗せてピストンを食らう。
股間から汗が飛び散り、失禁し、放屁し、潮を噴いても彼はその腰を止めてはくれない。
ピストンしながら、何発もの射精。
けれど彼はそれをも無視して、激しい交尾を続けていくのだ。
十分、二十分、そして三十分経っても──彼はアタシの身体を揉み、しゃぶり、抱き締めながらピストンを続けた。
「キタッ! キタッ! 精子キタッ! 妊娠ッ! 妊娠ッ! これでッ、わらしもッ! おおおおおおおッ、お、お母、さ、ンンンンンンンンンンンンンンンンッ! あほおおおおおおおおおおおおおおッ! イグッ、イグゥ、イグウゥ、イグゥ、イグウウウウウウウウウウウゥゥゥッ──!」
びゅるびゅると中出しを食らい、私は頭を左右に振って泡を吹きながら絶頂に至る。
両手両足をあらぬ方向に暴れさせて、電撃を食らったように身体を痙攣させてイク。
「ンフウウウウウウウウゥ! 愛してるッ! 愛してるッ! ケンジッ! ケンジッ! 愛してるッ! ンッフウウウウウウウウウウゥゥゥゥッ……! アアアアアアアアアアアアアアッ……!」
ケンジはそれでもピストンを止めない。
俺も愛してるぞと叫びながら怒涛の腰使いで柔穴を責め立ててくる。
もう何十発発射されたか分からない。
オマンコからはペニスが出入りするたびにビュッ、ビュッと精液が飛び出していく。
その飛び出す汁の中にも何億という精子がいるのだから、今アタシの子宮の中にはどれだけの数の精子たちが暴れ回っていることだろうと思う。
もはや妊娠は確実だった。
だというのに、ケンジはなおも射精を止めない。
びゅるるるる! びゅるるるる!
「んっはぁぁあぁぁぁあ……んおおおぁぁっぁぁ……!」
息も出来ないまま絶頂に震えるアタシの身体に、ピストンしながらまだまだ精子を塗り込んでいく。
四つ子とか六つ子とか──できちゃいそうな交尾だった。