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義父の肉欲 1-15

 目の前に山根くんのおちんちんがそびえ立っている。

 小学校時代好きだった人の、大人になって立派に成長したペニス。

 義父の不潔なモノとは違い、それほど嫌な匂いはしなかった。

 それよりも、甘酸っぱい汗の匂いに混じって強烈な男性フェロモンを感じる。

 頭がクラクラして、子宮がギュンギュンに反応してしまう。

 嫌どころか、こんなイイ男のこんな素敵なペニスなら何時間でも匂いを嗅いでいられると思った。

 奈々子はグチョグチョとアソコを指でかき回しながら、わざと口から涎を垂らしてみせる。


「……すごい……カッコイイおちんちん……。ギンギンで……もうめちゃくちゃおいしそう……。たまんない……。こんなのたくましいの……見てるだけで……興奮しちゃうよ……」


 ペニスに頬擦りして、下から彼の表情を見上げる。

 エッチな姿をわざと見せ付け、彼にもっと興奮してもらう。

 顔面に張り付いたペニスがヒクヒクと蠢いている。すでに射精寸前といった様子だ。


「あああ……雨宮……俺のチンポしゃぶって……。かわいいお前の顔でじゅるじゅるにフェラされたい……。先から溢れてる汁……全部口の中で味わってくれよ……」


 大きく口を開いて、舌を伸ばしたまま湿ったタマタマを舐める。

 口の中を全部彼に見せつけながら、根元から亀頭まで──立派な肉棒、その裏筋に舌を這わせていく。

 ネトネトの唾液が糸を引いて伸び、男女の性臭が混じり合う強い匂いに鼻腔全体を包み込まれた。






「……んはぁ……むふぅ……ぢゅるるるる……チュク……んぢゅるる、チュ……はむぅ……じゅご……んくふぅ……」


 頬をすぼめて、ねっとりと愛情を込めてフェラチオする。

 じゅるるると先から溢れる男汁をすすり、口の中でたっぷりと味わってからコクリと飲み干す。

 もちろん、ずっと彼の目を見つめながら。

 ──どう? 私エロいでしょ……。

 ──ああ、もう最高だよ……。

 結び合った視線だけで会話をしながら、なおも激しく脈打っている男性器を舐め回す。

 口の中の上下左右、全ての壁に当たるように色んな角度からくわえ込む。

 ああ、この長い生殖器でメスの子宮に何億という精子を産み付けるんだ……そう思えばフェラチオだけでイッてしまいそうなほど興奮してしまう。

 奈々子だって右手で自分のアソコを、そして左手でEカップの乳房をいじくり回しているのだ。たまらなく気持ち良くなって当然だった。


「んじゅる……ぶぼっ……んご、むふぅ……」


 結婚だってしてるのに……今日十何年かぶりに会った昔の同級生、彼の家に上がり込んで──ベッドの上、汗まみれの全裸姿で頬を染めて勃起ペニスにご奉仕している……。

 再会してから数時間しか経っていないというのに、自分はもうすっかり彼の女になってしまっていると思った。

 身も心もすべて虜にされている。

 ハッキリ言って、目の前にいるこの男に惚れてしまっていた。

 小学校時代ずっと好きで、彼の後ろ姿を眺めていたことも……。

 地獄のような義父との生活に、突如現れた救世主であることも……。

 昔よりさらにかっこよくなって、男性的な魅力を撒き散らしていることも……。

 義父に開発された女体が、そんな彼に男を感じてしまっていることも……。

 色んな要素がすべて絡まって、奈々子は今、本気で彼のことが好きになってしまっているのだった。自分から痴態をさらけ出して、彼の女にしてもらおうと必死である。

 気に入ってもらえるよう一生懸命エロい表情や身体を見せつけ、心を込めてフェラチオをする。

 本当はペニスを一旦通り過ぎて、まず上半身の味を確かめたかった。乳首やわきの下を丁寧に舐め回して、彼に「我慢できない、しゃぶってくれ」と言われても、なお焦らしてキスがしたかったのだ。

 なのに、ペニスに舌を密着させると、もう離せなくなってしまった。逆に自分が女として我慢できない状態にされてしまっている。

 アソコが大洪水を起こして、男が欲しいと身体中の肉が泣き叫んでいる。


「……んふぁ……はぁ……んじゅ……ぶちゅ……」


「……おおお……雨宮……気持ちいい……あああ……」


 もう喘ぎ声までがセクシーに聞こえてしまう。

 この男の人に、もっと気持ちよくなってもらいたい。奈々子はそう思って、無我夢中になって男根を舐め回し続けた。

 おなかをすかせた動物がエサを貪るように、激しく勃起を頬張り続ける。


「あああ、すご……雨宮……お前こんなフェラ……うおおお……」


 彼が腰をピクピクと震わせて感じている。奈々子はそれがどうにも嬉しくて、彼の腰に両手を巻きつけて喉の奥まで使って激しくディープスロート。吐きそうになっても、好きな人を感じさせるためにひたすら先っぽを刺激していく。

 奈々子の頭を両手で撫で回し、髪の毛をぐちゃぐちゃにしながら彼が尋ねてきた。


「……俺のチンポ……おいしい?」


 もちろん奈々子は口元をベタベタにして嬉しそうに頷く。


「あああ、もう……雨宮……やばい……。かわいすぎて……出そうだよ……」


 ちゅぽんっ──。


 さすがにイカせるのはもったいない。

 そう思った彼女は、素直にフェラチオを中断した。

 目の前に、自分の唾液でテカテカに光り輝く肉棒が姿を現していた。

 これほどまでに快楽にまみれ、ヒクついた肉棒なのだ──こんなものを生でアソコに挿入されたら、一体どれほどの気持ちよさなのだろう……。

 奈々子は立ち上がり、彼の両手を取って自分の巨乳に持っていく。

 むにゅむにゅと激しく乳房を揉みしだかれながら、自分の唾液でベトベトになっている勃起ペニスを手で握りしめた。


「……はぁはぁはぁ……」


「……んは……山根くん……すごい……。おちんちんビクビクしてる……。これ、犯したい……? これで私のこと犯したい……?」


「……はぁはぁはぁ……当たり前だろ……。まさかここでやめるなんて言わないだろうな……今さらストップはなしだぞ……。今日お前は俺の女だからな……絶対逃がさないからな……」


「んふ……山根くん興奮しまくってるじゃん……。はぁはぁ……ふふ、やめる訳ないでしょ……。私も興奮してるんだから……はぁはぁ……。私も犯されたい……。山根くんに犯されたいよ……。山根くんに犯されたくてたまんないよ……。何も考えられなくなるまでめちゃくちゃにして……。山根くんになら……私、壊されてもいいから……」


 お互いに限界だった。

 一秒たりとも待てなかった。

 二人でぶつかるようにして抱き合い、唇を押し付け合い、舌を絡ませてベッドの上に倒れ込む。

 彼がレイプ犯もかくやという勢いで奈々子の股を割り、そのまますぐに、生で直結してきた。

 部屋中に獣のような女の嬌声が響き渡り、ベッドが大きく軋む。

 お互いに汗だくの身体をべっとりと密着させた正常位である。

 彼の腰が深くまで押し込まれて、長く反り返った男性器がGスポットの一番奥をえぐり込んでくる。


「……んぐああああっ……くはあぁあぁ……! いい……す、すごっ……、すんご、いいいいいいぃっ……! あああああっ……!」


 義父とは全く違うタイプの男性。もちろんセックスも別物だった。

 老獪なテクニックの代わりに、若々しい力強さ。下品ないやらしさの代わりに、爽やかな瑞々しさ。

 同じ汗だくセックスでも、感触が全然違う。まるで情熱的な王子様に抱かれているような感覚。濃いエッチは濃いエッチでも、嫌悪感は一切ない。どこまでも愛情に満ちて、どこまでも幸福──。

 それなのに強烈に気持ちよくて、興奮と快楽は止まらない。

 激しいピストンで地震に見舞われたようにベッドが揺れ、軋む。

 結合部からはお互いの粘液が滴り落ち、シーツを汚していく。


「あうんっ! あうんっ! あうんっ!」


 強引なピストンに全身をガクつかせ、唾も飲み込む暇がないほどの快感の渦に巻き込まれる。涎を垂らしっぱなしにして、呼吸もできないほどに狂わされる。


「んむうっ! んんんっ! んぐんんっ!」


 気がつけば、彼の額から飛び散る汗を顔中に浴びていた。

 男性フェロモンムンムンのその雨に打たれながら、奈々子は頭を真っ白にしてイッた。それでもなおピストンされ続けて、イッてイッてイキまくった。

 なのに彼は、歯を食いしばって飽きることなく腰を打ち付けてくる。


「あがあっ! イッて……イッて──るうぅっ! イッ……! イッて──んがああああっ……!」


 奈々子は痙攣している女体に、さらにペニスを打ち込まれて背筋をひねった。

 半ば意識を飛ばされながら、無意識のうちに思った。自分が望んでいたのは、まさにこんなセックスだったのだと。

 毎日毎日変態的な趣向で陵辱され続けて、義父のことを好きになりかけていた自分。そんな自分を、正常なセックスで元の場所まで連れ戻しくれる存在。

 そんな人との触れ合いを求めていたのだ。

 本来なら夫である健二にして欲しかったこと。だけど彼がいない状況では、こんなセックスをしてくれるのは誰もいないだろうと考えていた。

 心の底では義父のペニスに堕とされることも覚悟していた。

 なのに、ギリギリのところで──後少しで戻れなくなる、そんな時に、バッチリ出会えてしまった奇跡。


「──んはああっ! き、気持ちいいいっ! んはっ! す、素敵っ! これっ! イイッ! アンッ! んはあっ! イクッ! イクッ! イクッ! イックウウウウッ……!」


 奈々子はまだ自分が正常だったのだと確認することができていた。

 決してあんな変態老人に陵辱されて心まで奪われたりはしていない。

 自分はかっこいい男の人と、心ときめく愛に満ちたセックスをして満たされる女なのだ。

 自分がエッチでMっ気があるのは認める。

 でも、やっぱり責められるなら素敵な人がいい。イイ男にモノにされて幸せになりたい。卑怯な義父の女になんかならない。

 そのことを確認した。

 山根くんがこうして抱いてくれるおかげで、道を踏み外すことはないと思えた。

 彼が引き戻してくれた。

 ズルズルと義父の女にされていたかもしれないところを──彼が救ってくれた。彼が自分の女にすることで、救ってくれたのだ。


「あんっ! あんっ! あぐんっ! 好きッ! ん好きぃッ! 大好きィッ! 山根くんッ! んはっ! 山根くんッ! ンン! ンンン! ンフウンンンンッ──!」


 奈々子はガンガンに子宮を突かれつつ、彼の首に両腕を回した。

 その美しい身体にしがみつきながら、膣内を激しくかき回されてイク。


「……んふくぅッ! ンアアアアッ! アクアッ──! カハアッ! ングウンンンンッ……!」


 彼女は両手両足で男の肉体にしがみつき、身体の中も外も、全部を痙攣させてもう何度目かも分からない絶頂に昇りつめていった。

 汗を噴き出し、顔の筋肉までをも痙攣させ、歯をガチガチと鳴らしながら──ありったけの力で彼の身体を抱きしめてイク。

 股間からは絶頂とともに大量の潮が飛び散って、ベッドをビショビショに濡らしていた。





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[ 2011/12/04 22:08 ] 義父の肉欲 | TB(-) | CM(-)
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