「ククク、それではスイッチオンといこうかのう……」
奈々子は泣いていた。
巨大なバイブの先がずっと子宮をつついているのだ。
自分の体重が全部乗っているので、その圧迫感は凄まじい。
さらにその上で、全身の肉を揉みほぐされた。裸足の足の裏から、ふくらはぎや太もも、腰周りもわき腹も、張り詰めた双乳さえも──。
ビンビンに勃起した乳首を両手でつままれた時は、後ろに拘束された手を開いたり握ったりして必死で耐えた。
三十分前は全身を水滴に濡らしていた。が、今の彼女を包み込んでいるのは、腐敗臭のする老人の唾液と自身がかいた汗だった。
熱気をはらんで赤みを帯びた女の肌を、匂い立つ粘液が滴り落ちていく。
「……んは……はぁ……う……」
奈々子は義父の焦らし責めに下半身を悶えさせて感じている。女の芯を巨大バイブに貫かれたまま、馬にまたがるように大きく開いた足をビクビクと動かして。
「ヒヒヒ、よう出来上がってもうて……。こんな状態でスイッチ入れたら……どんだけ気持ちエエんじゃろうな……」
「──くぅっ……」
やるなら早くやればいい。奈々子は心の中で毒づいた。
どんなに気持ちよくされようと、自分は心まであなたのモノになるつもりはない。
昔ずっと好きだった、そして再会した今もまた好きになってしまった山根くんの女になったのだ。
だからこんなことぐらいで──。
「──アッ……!」
義父が手にしたリモコンのスイッチを入れた。
その瞬間、ロデオマシーンはガコンガコンと音を立てて動き始め、子宮に密着しているバイブは亀頭を円状にくねらせ始めた。
「……うっ……んふっ……あああっ……!」
じっとしているだけでもヤバいほど気持ちよくされていたのだ。
二つの機械が駆動音を骨にまで響かせて女体を責め始めると、奈々子は一瞬にして抗いようのない快感に呑み込まれてしまった。
「……あああっ……! んあああっ……ッ、ハッ……! くうううッ……アハッ……!」
ロデオマシンの動きは予想以上に激しかった。
義父が言うにはまだ一段階目、これでも大人しい方だということなのだが……。
座っている奈々子の身体はガクンガクンと揺れ動き、その激しさは肌についた水滴を飛び散らせるほどだった。
「……んがッ……! んあああっ……!」
義父に肩を掴んでいてもらわないと放り出されそうになる。
大きく揺れるロデオマシン。騎乗位は騎乗位でも、人間の男性相手では絶対にありえないような凄まじい動き。
揺れ幅は前後左右ともに三十センチ以上はあろうか。しかも平面的な動きであればまだよかったのだ。この悪魔の機械はその座席を上下にも動かす。
落差は十五センチ以上もあった。
「……ンオッ……! ンンンッ! あがッ!」
スタイルのいい女の裸体がガクンガクンと上下する。
頭の位置も激しく動き、気をつけていなければ舌を噛んでしまいそうになる。
ギリギリ床に着いているつま先に力を入れて、大きく広げた股の内側に力を込める。
奈々子は何とかこの拷問に耐えようとするも、そんなことができるはずもなかった。
女穴の一番奥までギッチリと挿入されているバイブ、その先の大きな亀頭が、子宮を押し潰したままでグリングリンと回転している。
「……んがああッ……! あオオオッ……! んオオッ……! い、いぐ……! い、いぐうぅッ! んああああっ!」
ビクビクッ!
「……ん、んふうぅうぅ……! んくううぁああ……」
十分に興奮状態にあった奈々子は、スイッチを入れられてまだ数分しか立っていないというのに、一度目の絶頂に達した。
「おう? 何じゃ、もうイッてもうたんか……。えらい早いのう……ククク」
義父は奈々子の肩をさすりながら身体にツバを垂らしてくる。
「……あああっ……んぐ……ん、くふぅ……あふ……、くうあっ……!」
押し潰され、こね回されている子宮からはドクドクと甘い快感が溢れ出していた。まるで果物を搾って出てくるジュースのように、奈々子の身体には快楽が染み渡る。
(……だ、だめ……何……これ……。は、激しすぎて……こ、壊れちゃ、う……くあっ……)
奈々子がイッている間にも、義父は澄ました顔でリモコンを操作し、ロデオマシンの動きをもう一段階高いものへと変えた。
「……えあっ? あ……あがっ……! んがぁッ……!」
ギュインギュインとさらにうるさく機械音が鳴り響き、奈々子はもう床につま先をつけていることもできず、両足を浮かせては人形のように弄ばれた。
今度はさっきよりもさらに激しい。まるで遊園地のアトラクションのよう。
若妻は濡れた髪を振り乱し、シートの上で全身を暴れさせながら膣をえぐり回されてイク。
「──んぐうッ! ──ンンンッ! んぐうううッ!」
まるで本物の荒牛の背中に乗せられているような気分だった。
怒り狂った荒牛が、自分を乗せて四つ足で地面を叩きつけている。
背に乗る人間を振り落とさんという意思の感じられる、苛烈なうねり。
前に後ろに、右に左に身体が揺さぶられ──その度に床に落ちそうになる。
「……あ、あぐっ……ンンンッ! ングッ、ンアッ、ンハッ──! やあっ……アンッ! と、止め──! んあああっ! ああああああっ!」
ガコンガコンガコン!
汁を撒き散らし、肉を揺らしながら、奈々子の美体がくねる。
膣内ではバイブがおかしな動きをみせていた。
三百六十度首を回しつづけている巨大な亀頭が、粘膜という粘膜をえぐり込んでくるのだ。
女体を持ち上げ、叩き落すようなマシンの動きに、入口から奥深くまでバイブの先端が行き渡り──しかも膣壁に強くぶち当たっても構わずに首を回してさらに壁を押し込んでくる。
人間のペニスでは絶対に不可能なえぐり方だ。
「──ッ! ──ッ! ──んんんがあああッ……! ひぐっ……! ひぐっ……! んぐあううぅッ……!」
ぶるんぶるんとEカップの白い乳房が上下に弾む。
シートに密着している尻肉も、手でこねくり回されているかのごとく激しく押し潰される。
(……だ、だめぇ……や、破れちゃう……お、お腹の中が……や、破れちゃうぅ……)
胴上げでもされている感じだった。身体全部が放り投げられたかと思うと、また落され、そしてまた放り上げられては、再び落される。
たった十五センチほどの落差だったが、これだけ激しいとその十五センチが命取りになる。
しかも今は巨大なバイブで女穴を犯された状態なのだ。気持ちのいい壁がゴリゴリと残らず削られて、義父に開発された女体はビクンビクンと甘く痙攣する。
「──んひぃ……ひう……ぐああっ……!」
一雄はそんな奈々子の暴れまわる裸体を器用に撫で回しながら、なおもツバを垂らし続けていた。
「ヒヒヒ、気持ちエエじゃろ……。お前は男の臭いツバが大好きじゃからのう……。どうなんじゃ……ツバ吐きかけられながらの騎乗位は……ええ? 最高じゃろうが……。ほうら、股ぐらが色んな汁でグッチョグチョになっとるぞぉ……。ほれ、もう快楽に身体中の肉がトロけて、たまらんのと違うか……ええ? どうなんじゃ……」
義父の言う通り、シートはすでに汁まみれだった。愛液、尿、唾液、汗、色んなものが一つに混ざり合ってニチャニチャと音を立てている。
奈々子は何度もイッていた。
股間を襲う爆発的な快楽に涙を流し、息も絶え絶えにひたすら下から突き上げられるのみ。もう身体のどこにも力なんて入れられなかった。ただマシンの動きにその身を委ね、時折ビクビクと筋肉を震わせるだけ。
「んあああっ……い、いく……いぐぅ……ンアアアッ……ハアアアンッ──! イグッ! イグゥ! ングウゥ! あぐあッ! イクッ! イクうぅッ! まらイクッ! アンッ! アンッ! アンッ! ンアアアアアッ──!」
喉も潰れそうになるほどの喘ぎ声。しかし我慢ができないのだから仕方ない。息を吐き出すごとに溜まりに溜まった快感が音となって発散されていく。
騎乗位で腰を左右に振られることはあった。騎乗位で腰を前後に揺すられることもあった。そして騎乗位で下から突き上げられることもあったのだ。
が、今はその三つの動きを一度に味わわされている。しかも経験したことのないような力強さで。
たまらなかった。
[ 2011/12/05 02:15 ]
義父の肉欲 |
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