聞けば本当に、彼はそういう属性に目覚めてしまったとのことだった。
離婚の話などそっちのけで、
「そのケンジとユウイチとかいう男を……家に呼べ。そしていつもやっているように抱かれてみろ。俺の前で」
そんなことまで言い出すのだ。
そして今私は、四人で晩御飯を食べている。
私の右隣にはケンジ、左隣にはユウイチ。向かいに夫。その四人で──。
おかしな光景だった。まさかこんなことになるだなんて思わなかった。しかも私だけがすでに全裸にさせられていて……。
ケンジとユウイチも、夫がどういうつもりで自分たちを呼んだのか分っているのだ。
だから、みんなでテーブルにつきながらも、ユウイチはお皿を運ぶ全裸の私を呼び寄せては──膝の上に乗せ、乳房を揉みながら口移しで食べ物を食べさせてくる。
「あん……ユウイチ……」
夫はそんな私たちをチラチラと覗き見ていた。
気がつけば、私はキッチンでお皿を洗いながら、バックで犯されていた。
今はケンジがそのたくましい肉棒で全裸の私を立ちバックで犯しているのだ。
夫には、どれだけこの二人に堕とされたのかちゃんと話してあるし……今日は分かりやすいようにしっかりと告白しろとも指示されていた。
だから──、
「アンッ、ケンジのチンポやばい……私を変えたチンポッ、私の心と身体を塗り替えたチンポッ……やっぱり気持ちいいッ……夫より百倍……気持ちイイッ!」
わざとそんなセリフを叫んで、腰を振っていた。
自宅で夫に見られながらの、私を堕とした不良たちとのセックス。
自分自身が、これ以上ないほどに興奮しているのも感じていた。
異常な行為に、淫乱さは全開にさせられている。と同時に、アソコの穴もお尻の穴も、大きく左右に押し広げられていく。
そこに、激しい突き込みを受ける。
自由自在に柔肉が形を変えて、ドクドクと目もくらむほどの快楽を注ぎ込まれる。
「あ……あああ……あ、すご……あなた……」
ケンジが終われば、次はユウイチ。
ユウイチにはリビングで。夫がテレビを見ているそのすぐ隣で犯された。
濃厚なキスをして、見つめあいながらのセックス。
全裸の私は、汗をかいて必死にピストンをしてくれる彼の身体に正面からしがみつき、見つめ合いながらその舌を吸う。
上から落とし込まれる唾液をおいしいと言って飲み込み、またしても子宮にドバドバと精液をぶっ掛けられていく。
天井を向いてピンと伸ばされた私のつま先に、夫の視線が注がれている。
「あああぁ……ユウイチ……最高……大好き……んふぅうぅぅぅ……」
もう興奮でどうすることもできなかった。
私は彼の背中に両足を巻きつけて、妊娠しやすいようにと、腰をいっぱい動かしていく。
夫の前で、その妻を凌辱している二人も楽しそうだった。
自分とは世界の違う不良たちに、愛する妻を嬲りものにされ──夫だって興奮の極地にあるようだ。
そして私は、そんな三人に囲まれて、精液を注ぎ込まれてひたすら牝へと変えられていくのだった。
この二人が満足して帰れば、また夫に感想を強要されながら犯されるのだ。
今自分が置かれているこの状況こそが、世界で一番エロいコトになっているのではないか……意識を失いかけながら、そんな風に思う私だった。