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姉のカタキは女殺し 1-14

 今が何日の何時ぐらいなのかもさっぱり分からない。

 最初のうちはまだ、何日ぐらいだろう、一週間ぐらいかな? そんな風に見当をつけるぐらいはできていたはずなのに。

 もうそれもできなくなってしまった。



 私は拘束を解かれて、マットレスの上に投げ出されていた。

 さっきから男に身体中を舐めまわされている。

 ずっと壁にはりつけにされていたから、身体の裏側──背中やお尻はあまり責められてこなかった。だからか、男はしつこくその部分に舌を押し付けてくる。

 お風呂にも入っていない女の身体なのだ──垢とかもけっこう溜まっているはず──なのに男は、その垢を舌で削り取って食べるんだという風に鼻息荒く覆いかぶさってくるのだ。

 お尻の穴を執拗に舐められる。彼の舌が穴の中にまで押し入ってくる。内側の壁を強くこすられ、味わわれる。

 男は私のお尻を両手で掴み、広げるように力を入れる。するとさらに奥まで舌が侵入してくるのだ。


「んくっ……」


 私は何ともいえない感覚に襲われて、背筋を伸ばした。

 四つんばいの姿勢、もちろん生まれたままの姿で──数十分もお尻の穴だけをほじくり回された。

 やがて満足した男は、そのまま舌を上に移動させる。またしても数十分かけて腰周りだけを重点的に責め、そのあとは背筋、そして首筋も同じようにいたぶる。

 男のビンビンに張ったペニスが、太ももやお尻に当たっていた。

 私はアソコをぐしょぐしょにして、微妙に腰を振りながら、彼がその怒張をハメてくれるのを待った。

 ──いや、正確に言うならば……待てずにいたのだ。

 太もも、アソコの横、お尻の穴、いろいろなところを突付くそのペニスの先端をちょうどアソコで迎え入れられるように──はしたなく腰を動かす。

 男と女というものはよくできていて、こうしていると、自然とひとつに繋がれるようになっているのだ。

 そう時間も経たずに、


 ちゅく……。


 彼のペニス、その先端が、私のトロけきったアソコにキスをした。

 私は歓喜に震えながら、お尻を後ろへ──彼の腰にぶつけるように押し出す。


 じゅぷ……。


 亀頭が丸々アソコの中に入ってきた。

 さらに腰を突き出すと、彼の長い陰茎、その半分ほどまでが膣内に充満する。


「くっはぁぁ……」


 ──気持ちいい。

 そう思った。

 だから私は、思うがままを口にしてみた。


「あっふぁ……きもち……いい……」


 黙っているよりも、数倍強い快楽が押し寄せてくる。

 素直になるということは、セックスにおいて非常に重要なことなのだと知る。

 私は男のペニスが抜けないように気をつけつつ、ゆっくりと腰を前後に動かした。

 彼の大きなカリがしっかりと膣を掻いてくれる。


「……んはぁ……いいい……あはぁ……」


 マットレスによだれを垂らして、目を閉じて快楽に酔いしれた。

 覆いかぶさる男はそんな私を無視したまま、必死になって首筋に吸いついていた。が、やはり性器の気持ちよさには抗えないのだろう、自然と腰が振れているのだった。

 私は彼の腰使いに合わせるようにお尻を振った。

 つまり、彼が腰を前にやったときには、私がお尻を後ろへ。彼が腰を引けば、私も少し前に。

 二人の動きがちょうど逆になり、カウンターを当てあうように性器がこすれる。


「んんっはぁっ、ふかいっ、きもちっ、いいいいいっ、んはぁっ」


 ペニスの先が子宮を圧迫してくる。入口から奥まで、すべての膣壁がカリにえぐられる。ばちゅばちゅと二人の股が音を立てる。

 舌を出して全身の筋肉をピクつかせながら、押し寄せる快楽に抗う。身体はどうなってもいい──せめて、頭のネジだけは飛んでしまわないようにと。





 そして十数分後。

 結局私は、いつものようにガンガンに犯されてしまっていたのだった。

 男は私の背に覆いかぶさり、バックからケダモノのように襲いかかってくる。両手を前に回して二つの乳房をきつく鷲掴みして、背中によだれを垂らしつつ激しく腰を打ちつける。

 本当に、アフリカのサバンナあたりで繰り広げられているオスとメスの交尾──そんな表現がぴったりの、野性的なセックス。

 二人とも生まれたままの姿で、お風呂にも入らず、おしっこは垂れ流しで──。


「あおあぁ! んふああっ! んふあああああっ!」


 柔らかいマットレスに半分ほども顔を埋めて、私は泣き叫んだ。

 もちろん、苦しいのではない。気持ちがよすぎるのだ。

 頭のネジだけは飛ばないようにと思っていたが、今の自分にはネジがついているのだろうかと疑問に思う。


「んっふううう! んほおおおお!」


 のどの奥から絞り上げるような咆哮。それを聞きながら、自分でも「十九歳の女子大生があげる声ではない」と思う。

 だけどもう、どうすることもできない。

 両手両足をぐったりと弛緩させてお尻だけを高く上げた格好。まったく力の入らない無防備な下半身に、男が全力で腰を叩きつけてくる。


 バチュバチュバチュ!


「おらっ、おらっ、美由紀っ、最高やっ、お前の身体っ、最高やっ」


「んああっ! もああ! んんんあああ!」


 男のピストンに合わせて、尻肉が波打つ。汗と愛液が飛び散る。上半身──肩や頭まで一撃ごとにガクガクと振動。涙と鼻水と涎は常に垂れ流し。足の指が反射でピクピクと痙攣。

 そんな私の姿を見て男はさらに興奮を増した様子だった。アソコの中でペニスがさらに硬く大きくなる。親指でお尻の穴をほじりながら、ラストスパートしてくる。


「おおうっ、気持ちええっ、たまらんっ、どやっ、ワシのチンポっ、ワシのチンポどやっ!」


「んああッ! 気持ちいいッ! 気持ちいぃッ! 気持ちいいいッ!」


 力強く異性に抱かれて、女の本能が歓喜の叫びをあげる。

 相手が復讐すべき憎い男だと、頭では理解している。が、気持ち的には──ペニスの一撃ごとに湧き出してくる愛しさ、それがどうしても抑えられない。


「オヤジチンポやけどええかっ、ええ? オヤジの臭いチンポやけどええかっ」


「あんッ! オヤジチンポいいっ! オヤジチンポ最高おぉ! んああッ!」


 男は激しいピストンを続けたまま、私の身体を手で撫で回してきた。

 まずはお尻から、次に前──胸元から乳房、お腹とわき腹まで。

 わきの下から腕、ふとももの付け根から内もも、ふくらはぎ、そして足の裏まで。

 肌の表面に浮き出た汗を、身体中に塗り込めるように。


「ふっくああああ! あああああああっ!」


 ものすごいスピードで、いたるところを男の手が這い回る。その手つきは、まるで私の身体をすみずみまで洗っているかのよう。

 性器を結合しあっているだけで極上の快楽なのに、その上そんなことをされてはひとたまりもなかった。


「イクイクイクイクイクイクッ!」


 パチュパチュという水っぽい音にまみれて、絶頂を迎える。

 ビクビクと痙攣する裸の身体、涙を流してイっている必死な表情──愛する人にしか見せてはいけないはずの、女として最も恥かしい姿。それを、射精寸前の興奮した男にくまなく眺められる。

 眺められながらイク──。


「くおおおおおっ、かわええ! ワシももうムリや! 精子出るわ! オヤジ精子出るわ! ええか! オヤジ精子出してええか! 十代のピチピチマンコにオヤジ精子出すぞっ! びゅるびゅる出すぞっ! 中にこびりつかせるぞっ!」


「あんんッ! 出してっ! オヤジ精子出してっ! いっぱいだしてっ! オヤジ精子びゅるびゅるうっ! あぐんっ! 注ぎっ! 込んでえええっ! っくあああああああ!」


 すでにMAXだと思っていた男の腰使いが、さらに激しくなる。真上から、私のお尻に全体重を落とし込んでくる。下半身の骨や間接が砕けてしまうのではと心配になるほどの超ど級のピストン。


「んあああっ! やばぃっ! こんなっ! こわれっ! こわれっ! んくあああああっ! んかあああああああっ!」


「あああ、美由紀、ええ女やっ、ええ身体やっ、気持ちええ、最高や、イクぞっ! イクぞっ! イクぞおおっ! っくおおおおおおおおおお!」


 びゅるるるるるる! びゅるるるるるる!


 限界を超えた叩き込み。彼はその最中にペニスを破裂させた。

 洪水のような射精。一瞬でアソコの中を精子が満たす。

 男はその中を、さらにペニスでかき回した。

 すでに嫌というほど射精されているのに、まだ放出は止まらない。

 精子まみれのマンコを、射精を続ける痙攣チンポで犯された。


「おおう──! あふっぅ──! びゅるびゅる──! びゅるびゅる出てるか──!」


「んっほおおおぉ──! びゅるびゅる──! びゅるびゅる──! 出てるううう──! あふああああ──! あふああああ──!」


 快感が大きすぎて、脳も身体もそのすべてを受け止めきれない。

 ただ私はされるがままに身体と心を開いて、男の精と劣情を受け入れ続けた。





 その後、睡魔が意識をさらっていくまで──。

 私たちは二人で汗だく、汁だくの身体を密着させて抱き合っていた。

 ねっとりとした濃いキスをして、すべての体液をそのままに、マットレスの上でいつまでも見つめ合って肌をこすり合わせ続けた。

 身も心も、トロトロに溶かしきったままで……。





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[ 2012/01/09 18:29 ] 姉のカタキは女殺し | TB(-) | CM(-)
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